居间の柱时计が零时をさす。 ボーンボーン、という时计の音。 ビクッと怯える绫香だが、あたりは静かなまま。 ：绫香 「そうだ……いまさら、何が起きるハズもない。 「八年后に」、なんてお姉ちゃんの言叶は、なにかの勘违いだ。 次はわたしの番なんて、考えすぎったんだ―――」 绫香がほっと一息ついた时、居间に犬の远吠えが闻こいてくる。
：绫香 「犬の鸣き声……？」 何事？と颜を上げる绫香。窓にはりついて外の様子を见ると、そこには大量の猟犬をつれた侵入者[ランサー]の姿が。 ：绫香 「あの魔力のカタチ……サーヴァント！」 窓から飞び退く绫香。 猟犬たち、沙条邸に向かって突撃。 屋敷に备え付けられた侵入者迎撃用の术式が発动、犬は屋敷に到达する事なく倒れていく。
が、やはり数匹は馆に到达、窓ガラスに体当たりして居间に侵入してくる。 绫香は怯えながらも廊下に逃げ、サッチリ犬たちを迎撃。（※ひたすら怯えまくり、ネガティブな绫香だが、根は胜ち気なので泣き言を言いつつやる事はやる）
ヴィッチクラフトの初歩の初歩、鸦羽を使った魔弾で侵入した猟犬を食い止める绫香。 （※カラス羽の魔弾は、凛の魔弾とは违うものを。一目で黒魔术と分かる有机的なエフェクトに。指轮から鸦の羽を大量にばらまく→鸦の羽の何枚かが弾丸になって射出される、というもの） 一方、屋敷に临む庭で、犬たちを従えているランサー。
见るからにやる気がない。见ようによっては犬たちと语らっているようにも见える。 （※犬は美纱夜の使い魔。彼等を连れて行くようにと美纱夜に言われ、イヤイヤ承知したランサーであった） ：ランサー 「おいおい、どういうこった？何の覚えもない女子供だって话はどこ行きやがった？」 ランサー、美纱夜に话しかけるも、彼女の姿はない。
美纱夜は远く离れた自室でネイルの手入れなどをしている。 ：美纱夜 「腐っても前回胜利者の娘……というわけ。私の使い魔で事足りると思ったけど―――」 「いいわ、首を持ってきなさいランサー。夜も更けてきたし、十分で済ませてきて」 ランサー、やれやれと出阵。 绫香、长い廊下で猟犬たちとにらみ合っている。 パニック状态ながらも泣きだす一歩手前で食いしばっているのは、彼女の内弁庆的な负けん気を、犬相手ならなんとかなる、という状况から。
